当社、ベンチュリーコンサルティング株式会社は、統合基幹業務システムで用いられるERPソフト「JD Edwards EnterpriseOne（以降JDEと表記）」について、そのリポジトリであるOracleデータベースの運用や性能改善を専門に支援する技術サービス、「VENTURY PerfCare（パーフケア）」を開始します。
長年にわたりOracle Databaseの設計・構築・チューニング事業を行ってきた当社の知見をもとに、JDE環境におけるORACLEデータベースの安定稼働・オンサイト障害対応・SQL性能改善などの問題を解決するため、本サービスを2025年11月より開始します。

■ ブランドコンセプト
　VENTURY PerfCare（パーフケア）は、Performance（性能）とCare（ケア／支援）を組み合わせた造語です。多くのERPソフトウエアで用いられるデータベースである、ORACLEの「運用・障害対処・性能改善」などに対する技術支援を、特にオンプレミス環境で運用されている法人企業の支援を行います。レガシーともなっているオンプレミスなデータベース・サイトの運用においては、担当者の高齢化や俗人化、AIやクラウド分野への技術者の移動などにより、その人員の確保に苦労している所も増えているといいます。こうしたERPやDBの運用サイトに対する、企業情報システムの安定稼働に寄り添い、長期的・継続的な運用をを支えるサービスとなります。

■ サービスラインナップ
「VENTURY PerfCare」では、JDEを始め、Siebel、EBS、SAPなど、Oracleデータベースを用いて運用されているERPソフトの利用企業向けに、データベース運用の課題に特化した以下のサービスを、順次展開してまいります。
・DB運用管理代行サービス'VENTURY PerfCare for JD Edwards'
　日常のデータベース運用管理業務に加え、SQL性能改善、オンサイト障害対処、パッチ運用管理、さらにはデータベース運用の内製化へつながる担当者様へのトレーニングを提供します。 まずは第一弾として、上記のようなサービス提供を通じ、「JDE環境のOracleデータベース」の運用でお困りの利用企業様向けに、お役立ちをして参ります。

■ このような課題をお持ちの企業様に最適です。
・JD Edwards（JDE）をオンプレミスで利用している企業が抱えがちな、以下のような課題に対応致します。

　→DBA（データベース管理者）の確保が難しい
　ORACLE Databaseの運用担当者が高齢化や退職により減少傾向にあり、社内で運用を担える人材が限られている。外部委託先でもJDE構成のORACLEに精通した技術者が少なく、トラブル時の即応が課題となっているケース。

　→担当者や運用ルールが個人に依存している
　長期運用のなかで、DB構成やメンテナンス手順が属人化し、かつ後進の人材育成や、引き継ぎ・可視化が進まず、変更や障害対応のたびに不確実性が生じているケース。

　→ORACLE Databaseの性能劣化や、応答性能（SQLチューニング）の課題
　アプリケーション側は安定している一方で、DB側の負荷や処理時間が徐々に増加。ORACLE Supportだけでは調査や改善提案に時間を要し、現場SEの対応力が問われているケース。

　→クラウド移行を見据えながら、現行環境の安定運用を維持したい
　JDE(EnterpriseOne)は、クラウドネイティブな製品ではないため、現状はまだオンプレミス環境を維持しつつ最適化を進めたい企業が多い状況につき、既存の体制や人員で、移行への準備と運用の改善を両立したいというケース。

こうした課題に対し、VENTURY PerfCare（パーフケア）は、「JDE × Oracle Database」に特化した専門チームとして、「属人化の解消・性能最適化・運用の標準化」さらには「内製化へつながるお客様人材へのエデュケーションの提供」を通じ、ベンダーへの依存度を低減しながら”安心できる運用体制の実現”を支援します。