マルチクラウドの運用・性能改善事例

Multi-cloud Performance Tuning

当社では、オンプレミスとクラウド(AWS)が高度に連携するマルチクラウド環境において、データベースを中心に周辺ソフトウェアやストレージ、バックアップシステムまでを含めた「ITインフラ全般」の安定稼働と最適化を支援しています。

ハイブリッド構成のシステム基盤では、物理サーバ、仮想環境、クラウド特有のマネージドサービス(Amazon Aurora等)が複雑に絡み合い、以下のような課題がビジネスの足かせとなるケースが増えています。
  • 責任分界点の複雑化: 性能低下や障害が発生した際、原因がクラウド側の仕様にあるのか、オンプレミスのストレージやネットワークにあるのかの切り分けが困難になる

  • 周辺機器の管理不足: データベース単体は稼働していても、付帯するバックアップ装置やストレージの運用が疎かになり、潜在的なデータ消失リスクや処理遅延を抱えている

  • 対症療法によるコスト増: 負荷問題に対し、根本原因(SQL設計等)を特定せずインスタンスの増強(スケールアップ)のみで対応した結果、クラウド利用料が膨れ上がる

当社では、これらの課題に対し、DBA(データベース管理者)の視点からインフラ全体を最適化する「攻めの運用支援」を提供します。


新たな環境への移行プロセスにおいて、移行後の性能問題をゼロに近づけるため、当社では以下の技術支援を実施しております。

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お客様の運用方針、パラメータ設定値、移行対象データ、バックアップ取得方針等、細かな部分を確認いたします。

また、オンプレミスおよびAWS環境(Oracle/Aurora)において、性能測定や負荷状況のモニタリングを実施します。インフラ層からアプリケーション層(SQL)までを俯瞰し、問題の真因を調査します。

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システムの許容停止時間に応じ、Datapumpを用いた論理移行や、ストレージ機能による迅速なファイル移行など、最適な手法を選択し、確実な移送を実行します。

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本番移行時の事故を防ぐため、事前に手順の検証とリハーサルを繰り返し行い、マルチクラウド環境特有の通信経路や権限設定の不備を徹底的に排除します。

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環境変化によって発生したSQL性能低下に対し、リリース直後から原因調査を開始します。実行計画を詳細に分析し、アプリケーション改修やパラメータ調整等の改善策を提案・即時実施します。

データベース単体ではなく、システムを支える「インフラ基盤全体」を対象とした継続的なサポートを提供します。

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システムに付帯するネットワークストレージやバックアップ装置、各種ミドルウェアについても、運用支援および維持管理を担当します。これにより、基盤全体としての整合性と安定性を担保します。

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突発的な障害対応はもちろん、日常的なモニタリングを通じて負荷の兆候を察知します。原因がDB負荷にある場合は、リソース配分の見直しやSQLチューニングを行い、恒久的な対策を講じます。

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日々発生する技術的な疑問への回答や、新機能の導入評価など、お客様の専属DBAチームとして、中長期的なIT戦略の実行を支援します。

弊社の最大の強みは、表面的な設定変更に留まらない「性能問題の特定と改善の完遂」にあります。

例えば、大量のデータ更新により慢性的な処理遅延が発生していたプロジェクトでは、詳細なDB診断に基づき、インデックスの最適化やクエリの書き換え、DBパラメータの微調整を実施しました。 その結果、改善前には平均約81.6秒を要していたオンライントランザクションのSQL実行時間を、平均約1.7秒へと「約97%」短縮し、システム全体のレスポンスを劇的に正常化させることに成功しています。

 単にリソース(CPUやメモリ)を増やすのではなく、「最も効率的な状態で稼働させ続ける」こと。それが、ベンチュリーコンサルティングが提供するIT/DBシステム基盤の価値です。

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