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当社は2004年の創業より、IT企業として「サーバインフラ基盤」にフォーカスしてきました。中でも、OS基盤・HAをはじめとするクラスタウェア基盤、そしてストレージ基盤、バックアップ基盤、そしてそれらとデータベースやアプリケーションサーバといったミドルウェア製品に専門性を有しています。
ITにおけるシステム開発は、扱う技術の複雑さから、年を追うごとにその専門性が細分化されています。これは効率がよい反面、システム全体でのマッチングをとる上での困難さを増しています。例えば、システム全体での「応答性能」「セキュリティ」といった総合的な面で、です。
設計や技術面における統合性、整合性に欠ければ、期待した性能が出なかったり、問題への対処のためにサービス開始がずれ込んだり、あるいは対処への追加費用の発生、などといった問題が起こりがちです。
私は、「こうした問題に対応していくにはインフラ基盤全般を横断的に理解する技術者の養成が急務」だと感じ、2004年に当社を設立し、サービス・ソリューションの開発と人材の育成に努めてまいりました。
しかし、技術だけではありません。
当社では、お客様への技術サービスの提供に留まらない、高い問題解決力の提供を行える「チームの組織力」「チームマネジメント力」に醸成にも力を注いできました。そのため、人財採用の入り口から、この理念の実現に適合した人財の選抜・登用と育成に留意してきました。
マネジメント面での能力開発には「コーチング」を、そして良好な組織の人間関係構築には、故・ウィリアム・グラッサー博士が提唱した「選択理論心理学」を活用した管理職人財の能力開発に力を入れています。人が二人以上集まれば、そこには直ちにマネジメントの要素が必要となります。
当社では、個々の社員のマネジメント能力の強化、さらには職業倫理観の形成にも踏み込んだ「人財」の育成に、組織的に、体系的に取り組んでいくことで、質の高いマネージド・チームを形成しています。
世界では、グローバル化の影響による国際的な過当競争、国内では少子高齢化による人材不足と成長鈍化といった、厳しい未来が迫っています。そんな環境下で当社では、社会に、お客様に必要とされる「企業のあるべき姿」「社員のあるべき姿」とは何かということを、常に自問しながら研鑽を続けています。
これからもベンチュリーコンサルティングは、人財の育成・輩出を通じ、「企業情報システムのデータ問題をゼロにする」をモットーとして、社会へ貢献してまいります。
ベンチュリーコンサルティング株式会社
代表取締役