キャリアパスモデル

Careerpath

当社のキャリアパスモデル

キャリアパス図

初年度〜2年次

■プログラミング/Linux OS/VMwareなどの仮想技術/OracleDB基礎などの基礎技術の習得
…日々、技能習得のためのPC上での機能検証と、関連するIT資格の習得を行う

■オンザジョブ・トレーニング(プロジェクトに参画しての業務体験)
…習熟度に合わせて、順次プロジェクトに参画し、サーバ運用/監視/シェルプログラミング/DBAからキャリアをスタートする

2〜5年次(スペシャリスト)

■専門性を深めながら上流工程へ
…上位管理者の下、サーバや仮想基盤、あるいはDB基盤の構築から詳細設計、さらには基本設計へと、上流工程のフェーズにシフトし、プロジェクトへ携わっていく
※基礎スキルを習得した3年次を超える技術社員は、その興味関心や掘り下げたい専門分野の的を絞り、対象への専門性を追求する時期となる

5年次を超えて(専門性の拡張)

■隣接する専門性をバランスよく拡張していく
…既存システムからの移行設計といった個々の事案を通し、それぞれの経験やスキルレベル、職責に応じた業務体験を積んでいく

・スペシャリスト系
→ITインフラにおけるシステム性能要件、OS/仮想基盤/DB基盤の可用性・冗長性設計、キャパシティプランニング、物理論理設計など

・マネジメント系
→フォロワーシップ、チームビルディング、コーチング、プロジェクト管理、リーダーシップなど

10年次〜(コンサルティング)

■プロジェクト経験数を増やしながら、さらに上流工程へ
…顧客の業務上の非効率や不具合といった問題の抽出、原因分析、ソリューションの提案、POCや作業分解など

※顧客へのヒアリングから始まる『コンサルティングフェーズ』より、業務参画していけることを念頭に置いたプロジェクト活動を究極の目標として取り組んでいく
交渉能力や管理能力を有する者は、こうした顧客折衝から予算管理、プロジェクト管理、方式立案提案、工数見積にも対応できると、テクニカルセールスを担うことができる

10年次〜(GM/経営幹部)

■チームマネジメントや人財育成、採用、人事などに適正や情熱を持ち、社員や経営者からの人望もある社員へ向けたキャリアパス
…GM以上のクラスでは、部下を持つ上司の教育者という立ち位置となる

・GM(ジェネラルマネージャ)
→全体のプロジェクトにまたがる品質管理全般、対象顧客との折衝、管理職の教育、新人社員の教育カリキュラムの策定など

・経営幹部(経営/人事/技術営業)
→会社全体の課題について掌握し、横断的に対応する
会社の経営戦略、戦術に関わりを持ち、そのいくつかを担当する

インタビュー

各キャリアごとのメンバーへ、現在のキャリアについてインタビューを行いました。

キャリアごとの必要な技能について

初年度~2年次
新人技術社員はコンピュータ概論から始まり、基礎技術であるプログラミング/Linux OS/VMware等の仮想技術/OracleDB基礎などについて、日々、資格習得と、PC上などの実機での技能習得、機能検証を行いながら、OS・ストレージ・DB・クラスタウェア・バックアップソフトウェアといったカテゴリでの実務の習得にあたります。その習熟度に合わせて、順次プロジェクトに参画し、サーバ運用・監視・シェルプログラミング・DBA見習いといったところからキャリアをスタートします。

2~5年次(スペシャリストキャリアパス)
上位管理者・指導者の下、DBA(データベース管理者)やシステム管理者、それに伴う運用改善提案などに始まり、サーバもしくは仮想基盤、あるいはDB基盤の構築から詳細設計、さらには徐々に基本設計へと、より上位の工程のフェーズへシフトしつつ、プロジェクトへ携わっていきます。
基礎スキルを習得した3年次を超える技術社員は、その興味関心や、掘り下げたい専門分野の的を絞り、対象への専門性を追求する時期です。その専門性におけるスキルセットを研ぎ澄ます過程の中でより「上流工程」へと活躍の場を移していきます。
上流工程に関わるようになってくると、組織やチームでのマネジメントやコミュニケーションへの要求度も、次第に増していきます。そこからさらに能力を磨いていくには、専門的技術力のみならず、そうした要素についても、能力開発を行っていくことが求められます。
5年次に向けては、ITインフラにおけるシステム性能要件、OS/仮想基盤/DB基盤の可用性・冗長性設計、キャパシティプランニング、物理論理設計、構築、バックアップリカバリ設計、その他、既存システムからの移行設計といった個々の事案に対し、それぞれの経験やスキルレベルに応じた業務体験を積んでいくことが求められます。

10年次(プレイングマネージキャリアパス)

ソリューションビジネスの分野で、プロジェクト経験数を増しながら、要件定義フェーズよりさらに上流工程となる課題のリサーチ(顧客の業務上の非効率や不具合といった問題の抽出)と、原因分析、ソリューションの提案、POCや作業分解と見積り(プロジェクト予算策定)といった、顧客へのヒアリングから始まる『コンサルティングフェーズ』から、業務参画していけることを念頭においたプロジェクト活動を、究極の目標として取り組んでいきます。
交渉能力や管理能力を有する者は、このように顧客折衝から予算管理・プロジェクト管理・方式立案提案・工数見積にもチャレンジしていくことができます。

技術スキル・キャリアパス
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